梅田ロフトの跡地は何になる?営業終了で移転の本当の理由は?

大阪の茶屋町にある「梅田ロフト」が2025年4月30日(水)をもって営業終了となります。

約35年にわたり茶屋町エリアの発展に大きな貢献をした梅田ロフトですが、その歴史に一旦幕を下ろします。

隣にある、関西を代表するMBS(毎日放送)にもひけをとらない大きさの梅田ロフトですが、規模を縮小し「阪神梅田本店」に移転となりました

 

昭和、平成、令和という移り変わりの中でも変わらずそこにあり続けた梅田ロフトには、各世代の思い出もたくさんありますよね。

 

今回は、梅田ロフトの跡地になるのか、営業終了し撤退(移転)の本当の理由などの予想や考察をしてみました。

 

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【考察】梅田ロフトの跡地は何になる?

2025年2月現時点では、確定している情報はありません。

最近ではうめきたエリアの開発が進み、梅田周辺の人の流れも変わってきているように感じます。

今回の梅田ロフトの移転によって、茶屋町エリアの街並みも大きく変化しそうですね。

 

もともと茶屋町は、若者を中心に雑貨や個性的なアイテムを求める人々が集まるエリアとして親しまれてきましたが、最近はエンタメ系の施設が増え、街の雰囲気も変わりつつあります。

 

梅田ロフトの移転も、この変化の流れのひとつなのかもしれませんね!

 

では、梅田ロフトの跡地にはどんな施設ができるのでしょうか?

茶屋町の特徴や最近のトレンドをもとに、考察してみました!

 

正式な発表があれば、随時追記していきます!

 

MBS(毎日放送)が入るかも?

梅田ロフトの跡地には、MBS(毎日放送)の関連施設が入る可能性がありそうです。

 

MBSは2021年に、「JPR梅田ロフトビル」の信託受益権を取得しています。

これによりMBSは、ビルを所有する「権利」を持っているので、跡地にMBS関連の施設ができる可能性は高そうですね!

 

 

 

現在もMBSのビル内には、「ちゃプラステージ」やグッズ売り場があり、若者を中心ににぎわっています。

新しい施設が増築されると、さらに楽しめる空間になるかもしれません。

 

また、関西テレビが「キッズプラザ大阪」と同じビルに入っているように、MBSも梅田ロフトの跡地を活用して、大人から子どもまで楽しめる場所を作るのも面白そうですね!

 

ホテルなど宿泊施設

梅田周辺は、国内外からの観光客にも人気エリアなので、ホテルや宿泊施設ができる可能性も高いでしょう。

2025年は大阪・関西万博の開催があるため、さらにインバウンド需要が高まると予想されています。

久々に大阪に帰ったら、 私の知ってる梅田じゃなくなってた!

大阪万博への気合いを感じる。

そして日本人を探す方が難しいほど、 外国人観光客で溢れてた!!

引用元:Xより

 

ホテル業界の需要は大きく、ラグジュアリーな宿泊施設のニーズが高まっているのが現状です。

梅田ロフト周辺にはすでに高級ホテルがあり、海外の富裕層向けのエリアとしても注目されています。

 

茶屋町の洗練された雰囲気のなか、ショッピングやグルメを楽しみながら、贅沢なホテルで過ごす観光客も増えそうですね。

そのため、梅田ロフトの跡地にも高級ホテルが誕生する可能性は十分にありそうですね!

 

レジャー施設

エンタメ系のレジャー施設が登場する可能性もありそうです!

昨年、茶屋町エリアでは「アミュージアム茶屋町店」の跡地にカプセルトイ専門店「ガチャガチャの森」がオープンしたり、「アニメイト梅田」が移転してリニューアルオープンしたりと、エンタメ施設の盛り上がりが続いています。

さらに、2025年2月下旬にはNU茶屋町にゲームセンター「GIGO」がオープン予定です。

 

ここでもインバウンドの影響がありそうですね!

 

梅田ロフト跡地にも、ゲームセンターやアミューズメント施設など、観光客にも人気のスポットが増えていくかもしれません。

日本のエンタメ文化が好きな方には、特に楽しめる場所になるかもしれませんね!

梅田ロフト営業終了で撤退(移転)の本当の理由は何?

移転の理由は、建物の賃貸契約満了と発表されています。

35年の歴史がある大型店であるの梅田ロフトは、全国のロフトの中でも最大級の大きさを誇っていました。

移転先では小型店となります。

 

同じ最大級店としてどこかに移転するわけではなく、規模の縮小となるわけですが、賃貸契約満了以外にも何らかの事情で今回の移転になったのかなとも考えられます。

 

梅田ロフトにはよく買い物に行き、思い出も多い筆者はその辺りを少し考えてみました。

 

あくまで個人的考察ですが。

 

雑貨店単独では持て余す

ロフトは生活雑貨ということで、かなりの床面積やフロアを使用していることが多いです。

しかし、色んな専門店が台頭してきている現在では実店舗での集客が難しいのかもしれません。

ロフトはオンラインストアもあるので、ロフトの収益自体はものすごく落ちているというわけではないかもしれません。

ただ、実店舗への客足は遠のき、売り上げからみて賃料や維持費が難しいということも考えらえます。

 

大阪だけではなく全国のロフトにも言えることですが、ここのところ縮小されているケースが多いです。

【2022年~2023年】

  • 神戸ロフト・・・3分の1に縮小
  • 名古屋ロフト・・・撤退
  • 銀座ロフト・・・1フロア減少

 

名古屋ロフトに関しては、撤退の半年ほど前に「栄ロフト」が営業を開始していました。

そこは名古屋ロフトに比べ4分の1ほど規模でした。

 

梅田ロフトは、待ち合わせスポットでも有名です。

近年のイメージとしては、何かを買うというより、待ち合わせに最適なランドマーク的な存在になっていたように思います。

 

ネット通販の躍進

近年、ネット通販の勢いはすさまじく、何でも買えますし配達もかなり早いですよね。

注文したその日に届くこともあるほど、本当に便利な時代です。

以前からネット通販自体はもちろんありましたが、人々の考え方も変化しているのが大きいでしょう。

どこでも同じ商品はあるから、ロフトにこだわらなくてもいいということ、そしてわざわざお店へ行かなくてもいいといった傾向にあります。

 

時代は常に価値観が変化していきます。

自宅で仕事もできるし買い物もできる現在、「移動時間」というものを省略しても特に支障なく生活がまわる。

それどころか便利であったり、「自分の時間」の大切さに気付いたということなのかもしれません。

 

買い物に使う移動の時間を省き、より自分の時間を多く取りたいと考える人が増えたのかもしれませんね。

まとめ

今回は、梅田ロフトの跡地になるのか、営業終了し撤退(移転)の本当の理由などの予想や考察をしてみました。

都心は常に変化が求められるスポットですが、長い歴史が終了するのは少し切なさもありますね。

とは言え、これからもロフト自体はあるので、リニューアルした新生 梅田ロフトのオープンを楽しみにしましょう!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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