劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章がはじまり、連日の話題になっています。
今回は炭治郎&富岡さんの共闘で猗窩座との戦いがかっこいいと注目を浴び、Yahoo!ニュースなどでも映画に関する何らかの話題が尽きることはありません。
さて、タイトルですが、まだ出番こそ多くないながらも印象が強い柱、不死川実弥のことについてです。
風柱である不死川実弥は「殺」と背中に一文字の白い羽織を着ていますね。
特徴的な羽織ですが、なぜ「殺」一文字で、この意味は何を示しているのか。
今回は、風柱・不死川実弥の背中の文字はなぜ「殺」なのか?他と違う理由は?ということを調べました。



【鬼滅の刃】不死川実弥の背中の文字はなぜ「殺」なの?
結論から言うと、「悪鬼滅殺」という強い強い気持ちの表れです。
「醜い鬼どもは俺が殲滅する」というセリフも有名な風柱。
鬼は俺が皆殺しにする!
という、自らの手で残らず倒すということの表明です。
公式ファンブック「鬼殺隊見聞録・壱」の中で、作者である吾峠呼世晴さんによって以下の説明がありました。
羽織に「殺」の文字を入れているのは「鬼は皆殺し」という気持ちの表れ
元々皆が着ている、中の黒い隊服の背中の文字は「滅」です。
不死川実弥の黒い隊服も描写はありませんが、文字は「滅」でしょう。
その上に「殺」と書いた白い羽織を重ねていることになります。
「滅」にさらに「殺」と背中に。
鬼は絶対許さない、一匹の残らず私が殺します!という気持ちと覚悟を背中に背負っています。



武器である刀にも、柱のものには「悪鬼滅殺」の文字が刻まれています。
鬼に対して強く激しい敵意を、刀と全身にまとい戦っていることになりますね。
他の人と違う理由は?
「滅」と書かれた黒い隊服自体は同じはずなので、違うというより「より強い敵意&自らの手で殺す」という意思を殺の羽織を重ねることで表現しているのでしょう。
「滅」は文字通り滅ぼすことですが、鬼殺隊という組織全体での目的・決意表明となります。
「我々鬼殺隊の組織をもって滅ぼします」ということ。
不死川実弥の場合、そこにさらに「自分の手で全てを倒す」という気持ちが上乗せされています。
組織の一員なので、協力して滅ぼすということももちろん理解していると思いますが、とにかく「自分の手で」という並々ならぬ思いを感じます。
鬼に大切な人を奪われてきた不死川実弥。
「自らの手で滅殺」という気持ちは、喪失の人生を歩み続けてきた不死川実弥を突き動かす原動力だと思われます。
無限城編は三章まであると発表されているので、三章あたりで風柱の戦いがクローズアップされるかと予想しています。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編第一章の情報まとめ
作品名 | 劇場版 鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来 |
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公開日 | 2025年7月18日 |
上映時間 | 155分 |
PG指定 | PG12 |
監督 | 外崎春雄 |
原作 | 吾峠呼世晴 |
脚本制作 | ufotable |
主題歌 | Aimer「太陽が上らない世界」/LiSa「残酷な夜に輝け」 |
まとめ
今回は、風柱・不死川実弥の背中の文字はなぜ「殺」なのか?他と違う理由は?ということを調べました。
鬼は自ら皆殺しにする
という理由だと言うことがわかりました。
初見では悪役さながらなイメージである不死川実弥ですが、強く激しい思いを背負い悪鬼滅殺に心血を注ぐ人物です。
原作はすでに完結していますが、無限城編はまだはじまったばかり。
スクリーンで風柱の技を観れるのはいつになるのか、待ち遠しいですね。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。