ホークスOB戦メンバーに松中と杉内がいないのはなぜか理由は?

2025年3月23日に、福岡ソフトバンクホークスOB戦がみずほPayPayドーム福岡ドームで開催されます。

ソフトバンクホークス誕生20周年記念の一つとして、ホークスOB達が集結し熱い戦いを繰り広げます。

秋山幸二氏率いる白鷹軍と、工藤公康氏率いる黒鷹軍が対決しますが、レジェンド達の真剣勝負が楽しみです。

 

さて、ホークスOBといえば名選手がたくさんいますが、メンバーに松中信彦さんと杉内俊哉さんがいないですね。

お二人ともすごい選手ですが、声が掛からなかったのでしょうか。

 

この記事では、ホークスOB戦メンバーに松中信彦コーチ(中日)、杉内俊哉コーチ(巨人)がいないのはなぜか?確執など関係しているのかなど調査しました。

目次

福岡ソフトバンクホークスOB戦に松中と杉内がいないのはなぜ?

 

平成唯一の三冠王を達成している松中信彦さん。

そして現役時代はホークス一筋19年でした。

チームの中心選手として活躍され、常勝チームを作り上げた立役者の一人とも言えます。

杉内俊哉さんも、チーム日本一や最多勝、沢村賞の獲得など貢献されました。

レジェンドと言えばお二人は外せないでしょう。

ソフトバンク側が声を掛けなかったのか、掛けたけど断わられたのかはわかりませんが、なぜいないのか考察してみました。

 

現役コーチだから

松中信彦さんは中日のコーチをされていて、杉内俊哉さんは巨人のコーチをされています。

ちなみに、お二人とも一軍コーチを務められています。

今はオープン戦で、選手達を見極めそして怪我などなく無事に来週の開幕戦へと繋げていく時期でもあります。

そういったことから、ソフトバンク側も声を掛けにくかったのかもしれません。声を掛けられなかったのか、掛けられたけど断ったのかはわかりません。

 

忙しい時期ですよね。

 

試合日が重なっているから

上述の「コーチをしているから」ということに関係しますが、お二人がコーチをされている中日と巨人は、OB戦の日に試合があります。

時間も13:30(中日)、14:00(巨人)なのでOB戦とちょうど重なります。

そう言った事情で、現実的に無理ということがわかっていたので声を掛けなかったのかもしれませんね。

 

物理的に無理ということですね。

 

確執があるから

松中信彦さんと、杉内俊哉さんのお二人は、球団側と確執のようなものがあったと言われています。

OB戦にいないのも、この辺りが関わっている可能性もあると考えました。

 

松中信彦さんの場合

松中信彦さんは、現役時代に優勝セレモニーをボイコットし、当時の監督だった秋山幸二さんを怒らせたことがあります。

「代打はないと聞いていたが、あった」という起用に関してが発端となったものですが、カッとなり優勝セレモニーに参加しなかったのです。

交流戦V直後に球場を去った松中の行動は身勝手かと問われ、本気で怒った。
「当たり前やろ。思い出させるな。気分悪くなる。いいことはしゃべりたいが、悪いことはしゃべりたくない」。
いつも温厚な秋山監督の口から出た言葉が追放劇のすべてを語った。

引用元:日刊スポーツ(2013年6月15日)

 

その結果、秋山幸二さんから「ペナルティー」ということで、1軍から2軍へ降格という措置がありました。

すぐに松中信彦さんは謝罪をしていますが、交流戦優勝というチームの勢いに水を差す行為に擁護する人は少なかったようです。

 

他にも、ホークスでの最終戦では「もし違うチームで戦うのであれば倒しに行きます」と言ったことが、挑発的な言葉と捉えられ、メディアで批判的に取り上げられたこともあります。

 

松中信彦さんは誤解されやすい性格とも言われています。

ご本人に悪気はなくとも、球団側としては積極的に関わろうとはしないのかもしれません。

 

杉内俊哉さんの場合

2011年にホークスから巨人へ移籍していますが、そのあたりを批判をされたことがあります。

当時、球団独自の査定方法など諸々で不信感を抱いていたなどの背景から、FAを宣言。

交渉などがあり残留で収まりそうと思われたところで、流れが一変し巨人移籍となりました。

その発表の時は涙を浮かべ「溝が埋まらなかった」と話しています。

 

批判されたというのは、お金や巨人軍のエースナンバーである18を与えられて喜んでいる姿が、ちょっとファンとしては「え?結局はお金かな?」と感じるに至ったというところでしょう。

ただ、これは誤解や行き違いもあったのではないかという声もあります。

交渉の場にいたのはほとんどが代理人だから、代理人が伝達したことを曲解してしまったのではないかという見解も。

「FAをとっても君を必要としている球団はない」と言われた、と杉内さんは当時涙ながらに発言されていますが、そのあたりも直接聞いたわけではなく、球団幹部と代理人との交渉でのこととなります。

杉内さんは試合中に、悔しさからベンチを素手で叩いて小指を骨折するといった気性の激しさを持っています。

熱血で感性が強い部分があると思うので、喋り方や言葉のチョイスなど、直接交渉の方が想いが伝わりやすいかもしれません。

巨人の方がそのあたりをしっかり踏まえ、熱く交渉し杉内さんの心を動かしたのかもしれません。

 

いずれにしても、確執があるからOB戦にいない、と発表されているわけではないので何とも言えませんが、ファンとしてはちょっと頭に浮かんでしまうことですよね。

 

今後またこういった機会があれば、その時はレジェンドOBとして登場してくれたら素敵ですね。

 

まとめ

この記事では、ホークスOB戦メンバー松中信彦コーチ(中日)、杉内俊哉コーチ(巨人)がいないのはなぜか?確執など関係しているのかなど調査しました。

 

まもなく開催される福岡ソフトバンクホークスOB戦が楽しみですね。

選手を選ぶ際、色々大人の事情といったことがあったかもしれませんが、ファンがOB戦を心待ちにしていることに変わりはありません。

こういった歴代選手のプレイをまた見ることができるのは嬉しいです。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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